今年も、国立公園の森林や大島海峡をフィールドにおもいっきり、子供たちと一緒に自然体験、文化体験活動、ビーチクリーニングに取り組みます。




『海っ子クラブ&山っ子クラブ』発足の経緯と目的
2021年、奄美大島は世界自然遺産に登録されました。
世界自然遺産に認められた奄美大島の山や森には、奄美大島のみに生息・生育する固有種(亜種を含む)が1,000種以上確認されています。主な分類群ごとの固有種数は、昆虫類が838種、維管束植物が125種、脊椎動物が52種に及びます。
また、絶滅の恐れがある「絶滅危惧種」についても、維管束植物で193種、脊椎動物で76種が確認されており、世界的にも極めて貴重な生態系が広がっています。
これらの山や森から見渡せる奄美大島近海・大島海峡には、現在およそ300種類のサンゴと、約2,000種類の熱帯魚や希少な海洋生物が生息しており、陸と海が一体となった豊かな自然環境が形成されています。
しかし、過去数十年にわたる生活様式の変化により、山や森では林業の衰退などを背景に人の手が入らなくなり、健全な森林環境が失われつつあります。一方、海においても、海洋汚染や地球温暖化の影響により、かつての豊かさが徐々に失われています。
特に50年前の大島海峡には、現在よりはるかに多くの魚が泳ぎ、藻場が広がり、色彩豊かなサンゴ礁にはタツノオトシゴやウニなど多様な生き物が数多く生息していましたが、現在ではそれらを目にする機会が少なくなっています。
さらに残念なことに、瀬戸内町に暮らす子どもたちの中には、自分たちの身近にある世界的に貴重な山や海の素晴らしさを十分に知る機会がないまま、進学や就職を機に島を離れてしまう現状があります。
この世界の宝である奄美の大自然を守り、次世代へ引き継いでいくこと、そして50年前のような豊かで生命力あふれる海を取り戻すことは、未来の子どもたちのために、今を生きる私たちが果たすべき大切な役割です。
『海っ子クラブ&山っ子クラブ』は、子どもたちが山・森・海に親しみ、自然の価値を「体験」を通して学び、郷土への誇りと自然を守る心を育むことを目的として発足しました。
〔2026年の海っ子&山っ子クラブ」の活動テーマは
”おもいっきり”アドベンチャー”です。
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〔2025年は山っ子クラブの活動がメインでした〕 h5
わきゃシマを知ろう
― 奄美の自然と文化を、未来へつなぐ環境学習 ―
一般社団法人 奄美せとうち観光協会「海っ子&山っ子クラブ」事務局では、
環境省 奄美群島国立公園管理事務所からの委託を受け、
奄美大島南部(大和村・宇検村・瀬戸内町)に在住する
小学校4年生から中学校2年生を対象とした自然観察・環境学習プログラム
「わきゃシマを知ろう」 を実施しています。国立公園で学ぶ、わきゃシマの自然と暮らし
奄美群島国立公園は、世界的にも貴重な自然と、自然とともに生きてきた島の文化が今も息づく場所です。
本プログラムでは、
海・山・集落をフィールドに、各分野の専門家や地域の皆さまのご協力のもと、見て・触れて・感じる体験型の学びを大切にしています。
子どもたちは観察会を通して、自分たちが暮らす「わきゃシマ(私たちの島)」の魅力や価値を知り、
自然を守り、未来へつなぐ心を育んでいきます
事業概要
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事業名:わきゃシマを知ろう 自然観察会
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対象:奄美大島南部在住(大和村・宇検村・瀬戸内町)の小学校4年生〜中学校2年生
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実施期間:令和6年度・令和7年度
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実施場所:奄美群島国立公園内 ほか
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主催:一般社団法人 奄美せとうち観光協会
「海っ子&山っ子クラブ」事務局 -
委託元:環境省 奄美群島国立公園管理事務所
活動のあゆみと成果
令和6年度・令和7年度に実施した全6回の観察会には、
のべ約90名の子どもたちが参加しました。
海や山の自然観察、文化や暮らしの体験を通して、
子どもたちは多くの気づきと学びを得ることができました。
これらの活動は、
地域の専門家・インストラクターの皆さま、
そして各集落の皆さまの温かいご協力によって支えられています。
📅 今後について
本委託事業としての「わきゃシマを知ろう」自然観察会は、
令和8年1月31日に予定している観察会をもって終了となります。
なお、事業終了後も、
「わきゃシマを知ろう」の趣旨を大切にしながら、
奄美せとうち観光協会「海っ子&山っ子クラブ」事務局の活動として、
子どもたちの学びの場を継続していく予定です。
「わきゃシマをもっと知ろう」のサイトは
〔2024年は海っ子クラブの活動がメインでした〕
2024(9月以降の活動報告は作成中)
8/31「網野子集落」ビーチクリーン活動
8/31「網野子集落」ビーチクリーン活動
8/31伊子茂小中&西阿室中学校海洋研修
8/24古仁屋小学校「海っ子クラブ」研修会
8/8サンゴ礁モニタリング4地点・当日調査まとめ
8/7サンゴ礁モニタリング5地点・当日調査まとめ
8/6サンゴ礁保全講習会・モニタリング・当日調査まとめ
8/5 伊須集落ビーチクリーン活動
7/30伊子茂小学校「海っ子クラブ」海洋研修
7/6与路島小中学校生徒の世界自然遺産探検ツアー
5/26(日)水中カメラマン大方洋二氏「大島海峡の魅力を語る」
第1回「海っ子クラブ」始動!
4/13(土)古仁屋港クリーン作戦と海びらき
ビーチクリーン活動

海体験

勉強会とMAP作成

2024年の青少年自然体験及び海洋保全活動への取り組み
2024 Initiatives for Youth Nature Experiences and Marine Conservation Activities
約40年前から、瀬戸内町漁協協同組合やダイバー業者とのオニヒトデの駆除・海底清掃などの活動を毎年続けてきています。壊滅的だったサンゴ礁が復活し、大島海峡は貴重な資源として注目されています。2021年、奄美大島が世界自然登録され、観光客やマリンレジャー業者や増え、新たな海の環境破壊、海難事故等が危惧されることに備え、一般社団法人奄美せとうち観光協会の中に環境保全事業部を設置、マリンレジャー連絡会として独自の新たなる海洋保全活動と国立公園保全活動やルール作りに取り組んでいきます。





